「2,500円で売れた!」
中学3年生のCくん(架空の例)は、着なくなったパーカーをフリマアプリに出品し、売れたときはとても嬉しそうでした。ところが、実際に手元に入ってきたのは1,960円。「あれ、500円以上も減ってる……?」と驚いたそうです。フリマアプリを使う中高生が増えている今、こうした「思ったより手取りが少ない」という経験は、実は珍しくありません。今回は、出品価格と手取り額が違う理由と、売る前・買う前に確認したいポイントを、具体的な場面をもとに考えてみます。
(注記)この記事は特定のアプリ・企業の利用を推奨するものではありません。一般的な考え方の整理を目的としています。
なぜ、出品価格より手取りは少なくなるのか
出品価格と手取り額は、なぜ違うの?
結論から言うと、販売手数料と配送料が出品価格から差し引かれるためです。多くのフリマアプリでは、商品が売れた金額に対して一定の割合(目安として約10%前後)が販売手数料として差し引かれます。さらに、配送料を出品者が負担する設定にしている場合は、そこからも費用がかかります。「出品価格=手元に入るお金」ではないことを知っておくと、価格の決め方や売り方の判断が変わってきます。
事例で考える:2,500円で売れたのに、手取りは1,960円?
中3のCくん(架空の例)。着なくなったパーカーを2,500円で出品し、売れたが、実際に受け取った金額は1,960円だった。
どこで500円以上も減ったの?
1販売手数料はいくら?
仮に手数料率が10%だとすると、2,500円の10%で250円が差し引かれます。
※手数料率はアプリによって異なります。あくまで仮定の試算です。
2配送料は誰が払う?
出品者負担の設定にしていると、配送料(ここでは仮に290円)もそこから差し引かれます。
3値下げして売ると?
「早く売りたい」という気持ちで値下げすると、手取りはさらに減ります。値下げする前に、手取りがいくらになるかを確認したいところです。
「出品価格」ではなく「手取り」で考える。
ここで大切なのは、「フリマアプリを使うのはよくない」と結論づけることではありません。手数料や配送料という『条件』を踏まえて、自分が欲しい手取り額から出品価格を逆算できるようになることです。この考え方は、お金に限らず、何かを計画するときの判断力にもつながっていきます。
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フリマアプリを使う前に確認したい3つのこと
売るときも買うときも、お金を動かす前に確認しておきたいことをチェックリストにまとめました。
✓ フリマアプリを使う前に確認したい3つのこと
1手数料と配送料を先に計算する
出品価格から何%・何円引かれるかを、出品する前に確認しておく。
2「手取り」でいくら欲しいかを決める
手元に残したい金額から、出品価格を逆算してみる。
3買うときは、一度立ち止まる
「安いから」だけで即決せず、本当に必要かを考えてみる。
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金融教育の全体像については、こちらの記事もあわせてご覧ください:子供のお金の教育はいつから?夏休みに金融教育を始めるメリットとは
ミラダス名古屋本山校で学べること
名古屋市千種区・本山駅近くのミラダス名古屋本山校では、小学生から高校生・大学生までを対象に、フリマアプリの売買のような身近なお金の場面を題材にしながら、数字で考える練習を行っています。答えを覚えるのではなく、手数料や配送料といった『条件』を整理し、自分の言葉で「だからこう判断する」と説明できる力を大切にしています。お子さんが「思ったより手取りが少なかった」と驚いた経験があれば、それもちょうどよい学びのきっかけです。まずは体験授業で、授業の雰囲気をのぞいてみてください。
よくある質問
Q. フリマアプリを中高生が使うときに、まず気をつけることは?
A. 出品価格と実際の手取り額が違うことを知り、手数料や配送料を計算してから価格を決めることです。利用規約や年齢制限、保護者の同意が必要な場合もあるため、事前にご家庭で確認することも大切です。
Q. 出品価格をいくらにすればいいか分からないときは?
A. 同じような商品が過去にいくらで売れているかをアプリ内で調べ、そこから手数料・配送料を引いた『手取り』で考えると、納得できる価格が見えてきます。
Q. 買うときに気をつけることは?
A. 「安いから」というだけで即決せず、本当に必要かを一度立ち止まって考えることが、衝動買いを防ぐ一歩になります。