「お母さんって、投資してるの?」
中学2年生の子どもにこう聞かれて、答えに詰まってしまった。投資は勉強したほうがいい気がするけれど、何から始めればいいのか分からないまま、時間だけがたっていた。そんな経験はありませんか。ニュースで『NISA』という言葉を見かけるたびに気になるものの、損をするのが怖くて『そのうち調べよう』で終わってしまう。実はこれは、とても自然な感覚です。今回は、投資が気になるのに一歩が出ない保護者の方に向けて、最初の一歩を『分解して』考えてみます。
※この記事は投資の勧誘ではなく、考え方の整理を目的としています。特定の金融商品をおすすめするものではありません。
なぜ、投資は『気になるのに始められない』のか
一歩が出ないのは、やる気がないから?
結論から言うと、そうではありません。多くの場合、『損したらどうしよう』『難しそう』『何から調べればいいか分からない』『時間がない』といった、いくつもの不安がひとかたまりになっているだけです。ひとかたまりのままだと、どこから手をつけていいか見えなくなり、動けなくなってしまいます。だからこそ、まず不安を『分ける』ことが、最初の一歩になります。
事例で考える:『投資、始めたいけど…』を分解してみよう
ミラダスの授業で大切にしている「事例→問い→分解して考える→まとめ」の流れで整理してみます。
40代のBさん(架空の例)。子どもの教育費や将来のために投資を学びたいと思いながら、2年間何も動けていない。ある日、中2の子どもに「お母さんは投資してるの?」と聞かれて答えに詰まった。
何から始めればいい?
1不安の正体は何?
『損する怖さ』『知らない怖さ』『時間がない』のどれに近いかを書き出す。分けてみると、対処のしかたが変わります。
2減っても生活に困らない範囲は?
投資には元本が減る可能性があります。生活費や教育費とは別に、『減っても暮らしに影響しない範囲』を先に考える。
※金額はご家庭ごとに異なります。
3最初の一歩は『買う』ではなく『知る』
制度の仕組みをひとつだけ調べる、仮の数字で試算してみる。お金を動かさない一歩から始める。
4子どもと一緒に学べる?
完璧に分かってから教えるのではなく、一緒に調べる。子どもに説明してみると、自分の理解も整理されます。
最初の一歩は『買う』ことではなく、『不安を分けて、ひとつ知る』こと。
ここで大切なのは、『投資をしたほうがいい』と結論を押しつけることではありません。始めるか、始めないか。始めるならどのくらいか。それを、不安を整理したうえで、ご自身とご家族で判断できることです。この『分解して考える力』は、ミラダスがお子さんの授業でも大切にしている力です。
たとえば『NISA(少額投資非課税制度)』は、一定の範囲で、投資で得た利益にかかる税金が非課税になる国の制度です。ただし、投資である以上、元本が減る可能性はあります。制度の内容は変更されることもあるため、最新の情報は金融庁などの公的機関の案内で確認してください。
今日からできる4つの『最初の一歩』
お金を動かさなくてもできる、小さな一歩をチェックリストにまとめました。
✓ 今日からできる4つの『最初の一歩』
1不安を3つ書き出す
『投資で気になること』を、思いつくまま紙に書いてみる。
2用語を1つだけ調べる
『NISA』『積立』など、気になった言葉をひとつだけ。
3仮の数字で試算してみる
実際のお金は動かさず、電卓で『月1,000円を10年』を計算してみる。
4家族に一言話してみる
『最近、投資のことを調べてるんだ』と話してみる。
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金融教育の全体像については、こちらの記事もあわせてご覧ください:子供のお金の教育はいつから?夏休みに金融教育を始めるメリットとは
ミラダス名古屋本山校で学べること
名古屋市千種区・本山駅近くのミラダス名古屋本山校では、小学生から高校生・大学生までを対象に、実際のお金を使わない仮想の投資シミュレーションなども取り入れながら、身近なお金の場面を題材にした金融教育を行っています。答えを覚えるのではなく、『どう考えたか』を分解して整理し、自分の言葉で伝える練習を大切にしています。保護者の方が『投資のことはまだ自信がない』という場合でも、お子さんの授業をきっかけに、ご家庭で一緒に話すきっかけをつくることができます。まずは体験授業で、授業の雰囲気をのぞいてみてください。
よくある質問
Q. 投資の経験がなくても、子どもと一緒に学べますか?
A. はい、経験がなくても大丈夫です。完璧に分かってから教えるのではなく、『一緒に調べる』『試算してみる』という姿勢で十分です。子どもに説明しようとすることで、ご自身の理解も整理されます。
Q. 投資について、まず何から調べればいいですか?
A. いきなり商品を選ぶのではなく、まず『自分は何が不安なのか』を書き出し、気になった言葉(制度や用語)をひとつだけ調べてみるのがおすすめです。実際にお金を動かす場合は、元本が減る可能性があることを理解したうえで、ご家庭の状況に合わせて、公的機関の情報や専門家の意見も参考にしてください。
Q. ミラダスでは、投資の商品を教えたり勧めたりしますか?
A. いいえ、特定の金融商品をおすすめすることはありません。ミラダスは、実際のお金を使わない仮想の体験なども通して、お金について自分で考え、判断する力を育てる金融教育の教室です。