修学旅行のしおりに書かれた「お小遣い上限」
9月は、中学校・高校で修学旅行が実施される時期です。しおりを見ると「お小遣いは5,000円まで」のように、金額の上限が決められているご家庭も多いのではないでしょうか。自由に使えるお金ではなく、あらかじめ『条件』が決まっているからこそ、子どもは「何にいくら使うか」を自分の頭で考える必要に迫られます。実はこの限られた条件の中で選択する経験こそ、金融教育としてとても良い機会だと私たちは考えています。
金融教育の全体像については、こちらの記事もあわせてご覧ください。
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修学旅行のお小遣いは、なぜ学びの機会になる?
結論から言うと、上限という『条件』がはっきり決まっている場面ほど、子どもは工夫して考えるようになるからです。使えるお金に制限がないと、なんとなく欲しいものを買って終わってしまいがちですが、「5,000円しかない」という条件があると、「お土産に使うか」「友達との食べ歩きに使うか」「少し残しておくか」を、限られた枠の中で比べて選ぶ必要が出てきます。この『条件の中で選ぶ』という経験の積み重ねが、将来お金や時間をやりくりする力の土台になると私たちは考えています。
ミラダスが大切にしている『条件を整理して考える』練習
たとえば、「修学旅行のお小遣い5,000円を、初日の自由行動でお土産に使い切ってしまった」という場面を考えてみましょう。ここでの問いは、『残りの日程、どう過ごすか』ということです。すぐに反省で終わらせるのではなく、いったん分解して考えてみます。「なぜ初日に使いすぎたのか、当日の行動を振り返る」「本当に欲しかったものと、その場の雰囲気で買ったものを分けて考える」「次に同じ場面があったら、先に予算をいくつかに分けておけたかもしれないと気づく」。ひとつずつ整理していくと、使い切ってしまった後悔も、次に活かせる具体的な気づきに変わっていきます。使い切った後悔も、次の『条件整理』に活かせる立派な学びになるとミラダスは考えています。
こうした「限られた予算の中で考える」経験は、家族旅行の予算立てとも通じるところがあります。詳しくはこちらの記事もご覧ください。
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衝動買いを防ぐ視点も、条件整理の一部
修学旅行のような特別な場面では、その場の雰囲気で高価なものを買ってしまうこともあります。買う前に「本当に必要か」「他に使いたいものはないか」を一度立ち止まって確認する習慣も、条件整理の力の一部です。この視点については、こちらのコラムでも詳しく取り上げています。
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ミラダス名古屋本山校では、こうした日常の一場面を切り口に、金融教育を通じて『条件を整理して考える力』を、中学生・高校生を中心に育てています。正解をすぐに教えるのではなく、子どもたち自身が条件を整理し、自分で判断する経験を大切にしています。
よくある質問
修学旅行のお小遣い、上限はいくらが適切ですか?
学校や地域によって目安は異なるため、まずは学校からの案内やしおりに記載された金額を確認するのが基本です。金額そのものよりも、決められた条件の中でどう使うかを親子で話し合う過程が、金融教育として大切だと私たちは考えています。
子どもが予算を使い切ってしまったら、叱るべきですか?
叱ることよりも、なぜ使いすぎたのかを一緒に振り返ることの方が、次につながる学びになりやすいと私たちは考えています。使い方の失敗を責めるのではなく、次にどう条件を整理するかを一緒に考える機会にしてみてください。
条件を整理する力は、投資の学びとも関係がありますか?
関係があると考えています。投資でも「今ある資金でどう判断するか」という条件の中で考える場面があり、根っこにある考え方は共通しています。ミラダスでは金融教育を通じてこの力を育てています。
金融教育というと難しく感じるかもしれませんが、修学旅行のお小遣いのような身近な条件の中で考える経験も、立派な金融教育の一部です。この機会に、お子さんの『条件を整理して考える力』を育てるヒントを、体験授業でのぞいてみませんか。