
なぜ今、金融教育が必要なのか

知るだけで終わらせない。
金融教育についてのよくある疑問を、わかりやすく整理しました。
「知る」から「使える」に進むコツや、家で今日から試せるヒントをQ&Aでご紹介します。
Q.01
どうして今、子どもに金融教育が必要なの?
A.
毎日のお買い物で値段が上がる・量が減る、といった変化が続き、海外の商品や旅行代も円の動きで値段が変わります。
こうした環境で大切なことは「円の動きが変わるということは、どういうことなのか」をしっかり理解することです。
「なぜ、値段が上がったのか」「なぜ、量が減ったのか」「なぜ、海外商品の値段が高いのか」こういった現状をしっかりと紐解く力を身につけ、今後の時代を読み解く力がお子様の将来を左右します。
近い将来必ず、時代に合わせたお金の流れを読む力は必須の能力となります。つまり子どもの頃から正しい金融教育を行うことは将来へのアドバンテージになります。
Q.03
学校で金融教育が始まっているのに、学校外での学習が必要ですか?
A.
高校では金融の授業が必修になり、成人年齢が18歳になったこともあって、各種契約についてや資産形成などの題材を扱う機会が増えました。学校と金融機関の連携も進み、国もJ-FLEC(金融教育を進めるための推進チーム)を立ち上げて、教材作成や出張授業を全国に広げています。
ただ、授業時間は短めで内容は広く浅くなりやすく、家計を組む・実際に投資シミュレーションをしてみるといった実践の場はまだ少ないのが実情です。
金融庁の調査でも、担当の先生に経済・金融を専門に学んだ人の割合が少ない傾向が示されており、その結果、知って終わりの授業になりがちです。
その為、学校教育にプラスして「実践的にお金を学ぶ学習の場」が必要です。
Q.05
家で今日からできることはありますか?
A.
ご家庭で今日からできる金融教育の例として、以下のような実践教育があります。
・同じ商品でも容量が違えば割高になることがあります。1個/100gあたりの単価を比べて選びましょう。
・1〜3か月のおこづかい計画(目標額・期間・方法)を決め、終わったら「よかった点/次に直す点」を親子で3分ふり返ります。
・登録中のサブスクリプションや固定費を月→年に換算し、実際の利用と照らして「続ける/見直す」を判断します。
こうした小さな実践を、学校で学んだ内容と結びつけることで、知識が日常の行動に変わり、使える金融リテラシーが定着します。
もっと詳しく知るには?
ファイナンシャルスクールMIRADAS(ミラダス)では、むずかしい用語を身近な例に置き換え、実践的な学習をしてふり返るという学びを積み上げます。何をどの順番で学ぶかは教育内容に、受講の流れやクラスの形は講座内容にまとめました。ぜひ、ご覧ください。
MIRADAS(ミラダス)の教育内容
● 学習の流れ
● 到達目標
● 授業の進め方
● 取り上げるテーマ例
お金の歴史
投資・保険
ニュースの秘密と経済の動き 他
MIRADAS(ミラダス)の講座内容