「貯金したいのに、気づいたら全部使ってしまっていた…」
そんな経験、ありませんか?
おこづかいをもらっても、ゲームやお菓子、友達との遊びなどで使ってしまい、いつの間にか残っていない…。それはあなただけではなく、多くの人が抱える悩みです。
でも、ある「習慣」を取り入れるだけで、誰でも確実にお金を貯めることができるようになります。
それが今回ご紹介する「先取り貯金」という方法です。
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最初に“貯金分”を取り分けるのがカギ!

貯金ができない理由のひとつに、「余ったら貯金しよう」という考え方があります。
でも実際は、使っているうちにお金はどんどん減ってしまい、「結局、余らなかった…」ということがほとんど。
そこで取り入れてほしいのが、「先に貯金する」という習慣です。
つまり、収入を受け取ったら、真っ先に貯金分を確保しておくのです。
たとえば、おこづかいが5,000円ある場合…
項目 | 金額 |
---|---|
貯金(先取り) | 2,000円 |
自由に使うお金 | 3,000円 |
このように、最初に貯金用を取り分けておけば、あとは残ったお金の中でやりくりするだけ。
「余ったら貯める」ではなく、「残った分で生活する」ことが、貯金成功の第一歩です。
貯金用と使う用を“物理的に分ける”工夫をしよう

手元にお金があると、ついつい使ってしまう…という人は多いはず。
そんなときは、「お金を入れる場所を分ける」ことで使いすぎを防ぐことができます。
おすすめの分け方
封筒や貯金箱を使う
「これは貯金用」「これは使うお金」とラベルを貼って分けるだけでも効果大!
銀行口座を2つ使い分ける(高校生以上向け)
「貯金専用口座」と「普段使う口座」を別にして、引き出しにくくするのも手です。
また、貯金箱は中が見えないものよりも、透明な容器の方が「増えている実感」が得られてモチベーションが続きやすいという声もあります。
目標を決めるとモチベーションがぐんと上がる!

なんとなく貯金をしていると、途中で挫折してしまいやすいもの。
そんなときは、「何のために貯金するのか」という“目標”を決めておきましょう。
目標があると、毎月のおこづかいの管理にも前向きになれますし、「使いたいけど、貯めるほうが大事!」という気持ちが自然と湧いてきます。
具体的な目標の例
目標 | 金額 | 期間 |
---|---|---|
新しいイヤホンを買う | 10,000円 | 3ヶ月 |
友達と旅行に行く | 20,000円 | 6ヶ月 |
ポイントは、「金額」と「いつまでに」という期間をしっかり決めること。
紙に書いて見えるところに貼っておくのもおすすめです。
先取り貯金で“貯められる人”になろう!
お金は、気づけばなくなってしまうもの。
でも、「使い方」にちょっとしたルールを持つだけで、ちゃんと残せるようになります。
今回紹介した3つのステップを、ぜひ今日から取り入れてみてください。
先取り貯金の3ステップ
・収入をもらったら、最初に貯金分を確保する
・貯金用と使う用を分けて管理する(封筒・貯金箱・口座)
・明確な目標を立ててモチベーションを保つ
この「先取り貯金」の習慣は、今だけでなく、将来にも必ず役立ちます。
大学生や社会人になってからも、「先に貯金する」クセがある人は、無理なくお金を増やし、安心した生活を送ることができています。
中高生の今から“貯められる人”を目指して、一歩踏み出してみましょう!