「つい買ってしまった…」「安かったからつい…」
そんな経験、誰にでもありますよね。
でも、気づいたときにはおこづかいや貯金が減っていて、「あれ、何に使ったんだろう?」と後悔することも。
その原因の多くは、“本当に必要かどうか”を考えずにお金を使ってしまっていることにあります。
そこで今回は、無駄遣いを減らしてお金を上手に使うための「衝動買いを防ぐ3つの習慣」をご紹介します。買い物の前にちょっと立ち止まって考えるだけで、お金の使い方がぐんと変わりますよ!
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「これ、今ほんとうに必要?」自分に3つの質問をしよう

買い物をするときに、ぜひ意識してほしいのが「自問自答すること」です。
次の3つの質問を自分にしてみましょう。
(1)これは今、どうしても必要なもの?
なくても困らないなら、それは“欲しいもの”であって“必要なもの”ではない可能性があります。一度立ち止まって、保留するクセをつけましょう。
(2)似たようなものをすでに持っていない?
家に同じようなアイテムがあるなら、それで十分かもしれません。買っても使わずにしまい込んでしまうパターン、思い当たりませんか?
(3)今買わなかった場合、何か困る?
「すぐに必要なのか」「今でないと困るのか」を考えることで、冷静な判断ができます。
この3つの質問を習慣にするだけで、衝動買いをグッと減らすことができます。買う前に一呼吸おいて、“考えるクセ”をつけましょう。
「1週間待つ」だけで無駄遣いが減る!ストップルールのススメ

何かを見て「欲しい!」と感じた瞬間、すぐに買ってしまうのは要注意。
感情のままに買ってしまうと、あとで「やっぱりいらなかったかも…」と後悔することが多いです。
そこでおすすめしたいのが、「欲しいと思ってもすぐに買わず、1週間待つ」ルールです。
1週間ルールのメリット
・1週間たってもまだ欲しいなら、それは本当に必要なもの
・1週間後に忘れていたら、それは“勢いで欲しくなっただけ”のもの
この“待つ”という行動が、冷静さを取り戻すきっかけになります。
特に、ゲーム、アプリ課金、ガチャ、グッズなどは感情的に買いやすいので、まずはこのルールを試してみてください。
「安いから買う」は危険!“本当にお得か”を見極めよう

「セール中!」「〇%OFF!」「1つ買うともう1つ無料!」
こんな言葉を見ると、お得に思えてつい財布のひもが緩んでしまいますよね。
でも、その商品は本当に必要なものでしょうか?
たとえば…
・「2つで1つ無料」でも、1つしか使わないなら余計な出費
・「安いから買った」洋服 → ほとんど着ないままクローゼット行き
・「今日だけ限定価格」 → あとで価格を見たら大して変わらなかった
安さに飛びついてしまうのは、判断を価格だけに頼ってしまっている状態。
でも、本当にお金をうまく使う人は、「必要かどうか」で判断しています。
「安い=お得」とは限らない。
価格だけでなく、「それを買う理由」を考えるクセをつけましょう。
お金を使う前に「考える時間」を持とう
衝動買いは、ちょっとした気持ちのゆらぎで起きてしまいます。
だからこそ、「使う前に考える」習慣がとても大切です。
今回紹介した3つの習慣を、ぜひ今日から実践してみてください。
・買う前に「本当に必要?」と自問する
・欲しいと思っても、まずは1週間待ってみる
・安さに惑わされず、「本当に使うか?」を見極める
たったこれだけのことですが、実行するだけで無駄な出費が驚くほど減っていきます。
そして、浮いたお金は貯金や自分への投資に回すこともできますよ。
お金を「気分」で使うのではなく、「目的」をもって使えるようになると、買い物の満足度も変わってきます。
中高生の今だからこそ、お金との付き合い方を身につけておきましょう!