「お金を貯めるのって、なんだか難しそう…」と思っていませんか?
実は、ちょっとした工夫をするだけで、中学生や高校生でも無理なくお金を貯めることができます。部活動や学校行事、友達との時間で忙しい毎日の中でも、「コツコツと貯金を続ける力」は将来に必ず役立つ力です。
今回は、今日からすぐに始められる中高生向けの「5つの貯金術」をご紹介します。無理なく、楽しく、お金の使い方を見直してみましょう!
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目標を決めてやる気アップ!

「何のために貯金するか」を決めると、やる気がアップします!
貯金を始める前に、まずは「何のためにお金を貯めるのか」という目標を決めましょう。
目標があると、「がんばろう!」という気持ちになりやすく、貯金も続けやすくなります。目指すゴールがはっきりしているほど、日々のちょっとした節約も前向きに取り組めます。
【たとえば、こんな目標が考えられます】
・欲しいゲームソフトやマンガを買うために5,000円を貯める
・修学旅行の自由行動で使うおこづかいを準備する
・将来の進学費用のために少しずつ貯めておく
目標は大きくなくてもOK!「これが欲しい!」という気持ちが貯金を続ける力になります。紙に書いて机に貼ったり、スマホのメモに残したりして、目につくところに置いておくのもおすすめです。
収入と支出を書き出してみよう

次に大切なのが、「お金の流れを見える化すること」です。
あなたは、毎月いくらのおこづかいをもらっていて、それを何に使っていますか?実は、意外と自分でもわかっていない人が多いんです。
まずは、ノートやスマホアプリで「お金の記録」をつけてみましょう。
たとえば
・【収入】おこづかい:月3,000円、テストのごほうび:1,000円
・【支出】お菓子:500円、友達とカフェ:1,200円、本:800円
こうして記録していくと、「何に使いすぎているか」「今月はどこを減らせそうか」が自然と見えてきます。これが、ムダ遣いを防ぐ第一歩です。
「使うお金」と「貯めるお金」を分けよう

貯貯金ができない理由の多くは、「あとで余ったら貯金しよう」という考え方にあります。でも実際には、使ってしまって残らないことがほとんど。
だからこそ、貯金は「先取り」が鉄則です!
たとえば、おこづかいが3,000円もらえたとしたら、最初に500円だけ貯金箱や別口座に移しておきましょう。残りの2,500円は自由に使ってOK。こうすることで、「気がついたら全部使ってしまっていた…」という失敗を防げます。
この習慣をつけるだけで、自然と毎月お金がたまっていきますよ。
無駄遣いをちょっとだけ見直そう

「無駄遣いをやめよう」と言われると、なんだかガマンばかりでつらそうですよね。でも、ほんの少しだけ「見直す」だけでも大きな効果があります。
次のようなことを意識してみましょう
◾️本当に必要なものだけ買うようにする
◾️コンビニに行く回数を減らす
◾️欲しいものがあっても、すぐ買わずに1週間考える
こうした習慣を持つだけで、「なんとなくの出費」が減っていきます。そして、無駄遣いが減ると、お金が貯まるだけでなく、「モノを大切にする気持ち」も育っていきます。
貯金を楽しく続けるための工夫をしよう!

貯金が「つまらない」「続かない」という人も多いですが、楽しさをプラスすれば続けやすくなります!
たとえばこんな工夫はいかがですか?
貯金箱を使う
透明な容器だと、貯まっていく様子が見えてワクワクします。「あと○○円で目標達成だ!」という実感がモチベーションになります。
ゲーム感覚で挑戦する
「月曜日は100円、火曜日は200円…」と1日ごとに金額を変える「貯金チャレンジ」もおすすめです。自分なりのルールを作って楽しみましょう。
家族や友達と目標をシェアする
家族や友達と一緒に「○月までに1,000円貯めよう!」と目標を立てて取り組むのも◎。仲間と励まし合えば、モチベーションもアップします。
「小さな一歩」が将来を変える

お金を貯めることは、金額の多さではなく「続ける力」が何より大事です。
毎日100円でも、1ヶ月続ければ3,000円。1年間で36,000円にもなります。小さな金額でも、コツコツ続けることで将来大きな力になります。
中高生のうちから「お金の管理ができる力」を身につけておけば、大人になっても困らないどころか、人生の選択肢を広げる大きな武器になります。
今日から、できることから始めてみませんか?
あなたの「将来に使えるお金の知識」は、今日の習慣から生まれます!